大正3年創業、
油竹商店の歩み
清流那珂川と涸沼川が合流し、太平洋へと注ぐ河口付近に位置する那珂湊漁港。かつては水戸藩の商港として栄え、明治期以降は茨城県最大の水産拠点として発展したこの地で油竹商店は誕生しました。
大正3年、創業者の横須賀竹之介が那珂湊で水揚げされたイワシやサバを煮て魚の油を抽出し、石鹸の原料として販売を開始。「竹之介」が「油」を販売し始めたことから、「油竹(あぶたけ)」と名乗るようになりました。
やがて時は移り、2代目与四郎の時代には、シラス干しやカツオ、サンマなどの佃煮や煮干しを製造する水産加工業へ。その後、那珂湊の魚の水揚げ量が減少するとともにアフリカ真蛸の輸入が増え、より安定した仕入れと品質の確保を重視した水産加工へ舵を切り、たこ、いか、海老の加工に特化した現在の姿へ。
会社概要
名称 | 株式会社 油竹商店 |
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代表者 | 横須賀 岳夫 |
所在地 | 〒311-1248 茨城県ひたちなか市田宮原4409-3 |
創業 | 大正3年 |
設立 | 平成3年2月19日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員 | 17名 |
工場敷地面積 | 1,000㎡ |
主要加工魚種 | たこ類(真蛸・水蛸・いいたこ)、 烏賊類(マツイカ・スルメイカ・アカイカ他)、 海老類(ブラックタイガー・バナメイエビ) |
加工種類 | 釜揚げ・ボイル・蒸し |
加盟団体 | 那珂湊水産加工業協同組合 |
沿革
1914年 (大正3年) |
初代・横須賀竹之介が茨城県那珂湊(現ひたちなか市)にて創業。前浜で水揚げされたイワシやサバから魚の油を抽出し、石鹸の原料として販売を始める。 |
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1951年 (昭和26年) |
2代目・横須賀与四郎が事業を継ぐ。 この頃には、シラス、カツオ、サンマ、サバなどの 佃煮や煮干しなどの加工を手がけていた。 |
1991年 (平成3年) |
法人化し、株式会社油竹商店へ。 3代目・横須賀岳夫が代表に就任。 |
1996年 (平成8年) |
2代目・横須賀与四郎が 全国水産加工業協同組合連合会の会長に就任。 |
「海の幸と人の幸をつなぐ」
地元・那珂湊とともに歩んできた
1世紀を超える伝統と
実績に
誇りと責任を抱きながら、
これからも全国の皆様へ
おいしさと安心をお届けしていきます。
